ごろうの蕎麦

 

当店の蕎麦粉は専門家が群馬県赤城・深山の地で土からこだわり、有機無農薬で栽培し、丁寧に石臼で挽いたものを使用しています

十年以上前のことです。当時私は自分の作っていた蕎麦と巷で美味しいと言われる蕎麦との違いにショックを受け、当時付き合いのあった製粉会社の工場に何度か足を運び蕎麦について学びました。
その時にいろいろと世話をして下さったのが、その製粉会社で蕎麦について研究している荒川氏でした。
自分で店を創めるにあたり、その荒川氏がこだわって作った蕎麦粉があるとのことだったので、当店では今のこの蕎麦粉を使っています。
その蕎麦粉が出来るまでの簡単なストーリーをご紹介したいと思います。

-10数年前-

主流は国産と外国産をブレンド。これをロール挽き(単挽き・100%製粉を目指す)

石臼でしか出来ない粉に気付き、石臼を研究する。
かなりの年月と労力を経て石臼はできるが、原料の蕎麦に疑問を持ち始める

2004年群馬県沼田白沢町の畑で栽培しはじめる

土を育て、肥料を工夫し、品種改良を考えるも、寒い土地より暖かい土地の方が、出来が良いと知る

現在の群馬県・赤城・深山に移り、2011年には農林水産大臣賞を受賞し、今に至る。
この他脱皮・乾燥・獣害なども、失敗を重ね何度も繰り返し研究を重ねた結果が今当店で使っている蕎麦粉です。
私もこの努力の賜物を100%の美味しさで提供できるように毎朝心がけて打っています。

ロール挽き

熱の影響を受けやすく、粒子がとがっている歩留まりが80%位
 
(顕微鏡で見た蕎麦粉)

石臼挽き

潰すというより切る感じ。大小の粒になり丸みを帯びている。歩留まりが99%位

 
(顕微鏡で見た蕎麦粉)